俄か雨

しがないバンギャルのたわごと

【今年の総括②】乗るしかないこのビッグウェーブに

今年の総括ブログ、もういっちょ更新。前回のVAPEに引き続き今回は、ビッグウェーブかどうかは知りませんが仮想通貨を持ち始めた話などを。

1)始めた経緯

御多分に洩れずMt.GOXの一件でビットコインというか仮想通貨なるものの存在を知り、でも遊ばせておくような資金もないので(バンギャルは概ね金銭的にかつかつになりがちな生き物である)、そのままスルーしていました。
ですが2017年秋頃になって、ツイッターでフォローしているフォロワー数の多いアカウントさんがビットコインの話をしてたので興味を持ち。
その後、よく利用しているポイントサイト(後述します)がポイントをビットコインと交換できるというサービスをやってることを知り、これなら自分の懐は痛まないしいいかなと、対象の取引所のアカウントを作り、まず最小金額の500円を突っ込んでみました。これが11月初め、当時まだ1BTCは70万円程。
そしてちょうどこの時期が、ビットコイン爆上げ時期と重なります。ここからあれよあれよと値が上がり、気がつけば1BTC100万超えの勢い。

さて、我が家ではたまに年末に宝くじを買うのですが、今年宝くじの話を家族としたわたしはふと思いました。
「同じ3000円突っ込むなら、今ならビットコインに3000円突っ込めば少なくとも宝くじのように300円になる確率よりもとりあえず3000円+α程度にはなる確率の方が高いのでは…?」と。
そしてその次の日、11月30日。未明に界隈で一騒ぎ起きたビットコイン価格の大暴落が。
その時はまだ頻繁に情報を見てたわけではないので、午前中くらいにその情報を知った私。それならむしろ買うなら今なのでは?と思い、その足で取引所に資金を入れ、資金の反映を待ちとりあえず寝ました。で翌日なんとなく下がってきたタイミングを見計らい3000円分購入。1BTCが110万?120万をうろついてたのでそのくらいですね。あとは同じ取引所で販売してたモナコインというアルトコイン(alternative coinでアルトコイン。直訳すると代替通貨ですかね?BTC以外のコインは総称してそのように呼ばれています。英語読みするならオルトコインが多分正しくて、そう書いてる方もいますがアルトコインの方が多い感じ。)を1枚買ってみました。買い値にして800円かそこら。先に書いてしまいますがその後モナは最大3倍にまで値が上がります。今は買った時の価格の倍くらい。

その後別の取引所にも登録し、なんとなくそこまで高くないコイン(リップルとネム。モナと同様にツイッター上で投げ銭したりできるシステムがある。ネムは最近実店舗で使えるお店が渋谷だかにできたらしいです)を1000円分程度買ったりなどしたりして。どちらも29~31円程度でした。
これを書いてるのは12月11日とかなのですがネムがどうやらWeChatで送れるようになるらしいとか、ビットコイン先物上場して価格落ちるんじゃないかと言われてましたが今のところ上がってるとかなかなか面白い状況になっています。価格はともかくWeChatで送れるとしたら便利だな。私今WeChatで繋がってるの会社の先輩(来年から上海暮らし)しかいませんけど。

というか、11月末の考えに対する結論としては、今日の時点でみると短期的に見ればポイント1,500円分とリアルマネー2000円くらい分のビットコインが6,000円ちょい、800円ちょいで買ったモナコインが1600円程度になりましたので完全にプラスでした。リップル、ネムもとりあえず倍にはなってるし他のも微増してるので、種銭こんな少額じゃなくて頑張ってもっと突っ込んでおけばワンチャンあったかもな?という感じ。今後どうなるかは不明。

2)そもそも仮想通貨って何?

ざっくりと私が調べた範囲のことなので、正確性については確実とは言い切れません。念のため。
単純に言うと、国とかの裏付けがない、法定通貨(円とかドルとかそういう)とは違う実体のない通貨なので仮想通貨。

仮想通貨 - Wikipedia

同じくインターネットを介して利用する電子マネーは、価値が法定通貨と1:1の関係で法定通貨と同じ扱いのもの。要するに円を違う形の円に換えただけ、というところ。その電子マネーや、電子マネーにチャージするおおもとである法定通貨の使える範囲内で利用されます。
一方で仮想通貨は、円をドルに両替するのを想定してもらえると近い、という表現をされていたサイトを見たことがあるのですが、その説明が一番わかりやすかったなと思います。為替のように、需要と供給その他の材料によって価値が日々変動する。それを取引所を介して、法定通貨や他の仮想通貨から交換する。通貨の利用自体も、世界中のどことでも行えます。法定通貨の送金に比べたら国際送金の速さや手数料の低さではほとんどの場合において*1優位。

法定通貨は発行管理者である中央銀行(日本ならば日銀)がいる。けれど、仮想通貨の世界にはそういう人はいない。これも仮想通貨の特徴としてよく挙げられてます。

では発行管理者がいないのならば、どのように通貨は発行されるのか?それは、インターネット上にある仮想通貨の取引履歴を有志が確認することによって、その対価として発行される。この取引履歴の確認はマイニング(採掘)と呼ばれています。

技術的にはブロックチェーンという技術を利用していて、この辺は説明できるほどに理解が追いついてないのですが、この技術によって、例えば発行責任者の手元に膨大な取引のデータを置くのではなく、あちこちに分散して取引履歴を置くような形になる…ということらしい。それを照合することで、改竄などがないかの確認ができる…のだとか。

各コインによっても開発者の考え方とか目的とか使われ方とかが違っていて、この辺書いていくと多分1記事作れるので、もし今後もブログで仮想通貨について触れるようなら自分が調べたこととかのメモも兼ねてまとめることも考えようかなと思います。

3)デメリット的な話

ただ、ここまで書いてもいいことずくめというわけではなく、もちろんデメリットもあります。
現状価格が安定しているとは言いがたいので、交換したとしてもいつ価値が下がるかは分からないし、特に何かの裏付けがある通貨ではないので、国家が規制する方向に動けば当然価値はなくなります。結構値動きが激しいので、チャート見てるのは楽しいけどあまり精神衛生に良いとは思い難い。
価格が安定してない=値上がりの可能性を考えて投機的な目的で買う人も増えていて、そうするとみんな使いたがらないから値上がりするし利益確保のために売ったりすれば価格が下がるし、通貨として安定しているとは言い難い面もあったり。
あと取引所では信用取引ができるところもあるらしく、個人的には信用取引はちょっと抵抗があるので(私はやり始めるとのめり込む性格なのと、負けず嫌いなので負けた時に財産突っ込んで取り返そうとしそうだから)、取引所でふつうに買って値段が上がったら売る、という銀行の利息よりはマシな程度の増加率でいいかなと思っています。

アルトコインも詐欺的コインとかが結構あるようなので、何匹目かのドジョウを狙って安いうちに押さえておこうと新しいコインに飛びつくとそれはそれで危ないかもしれない。これからまたいろいろ新しいものが出てくるのでしょうが、調べていこうと思います。コインだけでなく海外の取引所も結構危ないところがあって、ビットコインの分裂(いろいろあってコインがもらえる可能性がある)目当てで入れといたらトンズラかまされたみたいな話もないではないようなので。オンラインだからハッキングの危機もあるし。有名なのが最初にも上げたMt. GOXとかですね。

あとこれは割と身近な危機ですけど、送金先アドレスを間違えたりすると普通に仮想通貨が消失するので*2注意が必要です。私もtipnemというツイッターでネムを投げられるシステムに少しネムを入れようと思ったら何を間違えたのか見事にセルフGOXしました。やり直したらちゃんと入れられたのと、額も小銭を落としたとかお釣りをもらい損ねたとか思えば済む額だったからよかったですが、これが1BTCとかの単位になると……あとはわかるな。

こういうデメリットがありつつ、今のところは投機的な面では宝くじでも買うような気持ちと金額で遊んでいるのと(現状、暴落といってもそれまでの価格を割ってる感じではないので。今後もそれが続くとは限りませんが)、一部のコインについてはインターネット上のサービスの対価として使える場面が増えるんじゃないかなという期待で買ったものもあり。
あとは投資とか信用取引とか、いまいちとっつきにくくて触れてこなかったようなジャンルの知識が得られるので面白いなと思っています。投機的な視線で見るなら、現物買って置いておくだけにしてもそういうことをうっすらと意識はするようになるので。

4)アフィリエイトを貼るターン

どうせ書くなら貼っておこうということで。仮想通貨自体はなかなかに気軽に人に勧めにくい代物ではあるのですが、とりあえず取引所の紹介などしてみます。
絵師さんにはMONAとかは勧めやすいというか、MONA投げ銭出来るイラスト交流サイトとかに登録すれば投げてもらえる可能性があるのでそういう方にはとっつきやすいかもしれないですが。

こちらは仮想通貨の取引所。
簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck

bitFlyer

いずれも紹介すると条件によりわたしに紹介料が入るので、もしも見た方の中に登録してみようなんて方がいたら登録は是非こちらのリンクから。笑
わたしに会う機会がある人だったら、リンクから登録して本人確認書類出したよと言ってもらえればお茶くらいはご馳走します。

BTCに換えたポイントの出所であるところのポイントサイトの方は、紹介すると私に紹介料が入る、というのももちろんあるのですが、このサイトにログインして、サイトのリンク経由でゲームアプリに課金をすると課金額の2パーセント程度がポイントとしてもらえるのでFGOでガチャ回してる勢やあんすたの推しイベで走ってる民にちょっと勧めたい。他にグラブルとかA3、ポケGO、どう森、LINEなどもあったりしました。一回の課金が3000円として、2パーセントなので60円分程度のポイントがつきます。これを9回ほど回して500円分貯まればiTunesギフトコードに換えることもできます。(追記:Google playギフトコードは1500ptからでした…)つまり課金額の2パーセントを回収して再度課金に充てたり、課金でなくても次見に行くイベントの出演者の音源1枚だけ買ってみようかな?なんてことが可能。
私がやったようにビットコインに換えるとしたらキャリア携帯のアドレスの登録が必要なのですが、iTunesコードくらいなら有効なメールアドレスがあれば問題ないので、普段に使わないポイントサイト専用のメールアドレスを作っておけば広告メールやアンケートメールに煩わされることもないです。
moppy
とここまで書いたんですけど別にここじゃなくても課金額の一部還元できるポイント系サイトは複数あるので、ここを見ている課金兵たちはどこかに登録しておくというのも手だと思う…。それこそANAマイレージとかでもそういうサービスあった記憶があるし…。


みんな課金額を回収しようぜ!で終わってしまった。
今年になって投資ということも考え始めたというのもあり、それでビットコインを持つという経験を通して市場について考えるいいきっかけが持てたなと思っています。今持ってる分を今後どうするかとかはまだ決めてませんが、大した額じゃないし使い道が出てきたり規制されるならその前までは持っててみようかなと思ってます。

*1:ただし、現在ビットコインは送金詰まり(送金の履歴確認が遅れ、それによって入金までに長い時間を要する)や手数料の高騰が話題になってます

*2:ネットスラングではセルフGOXと言われている