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俄か雨

しがないバンギャルのたわごと

【ネタバレ無/タイトル詐欺気味】デッドプールを見に行った話、あるいは第四の壁

バンギャル ブログ

最近ジャニヲタさんと若手俳優のおたくの方たちのブログをよく読みます。応援スタンス系の記事が最近はやっているらしくて面白いので、検索掛けたりして気になった人を読者登録に突っ込んで継続的に読んだりしている。実に面白い。

んで一つ俳優系のひとたちですげえなって思ったのが、みんなナチュラルに高額差し入れ(服とか身に着けられるもの系が結構多い)を貢ぎと呼ぶのな…。貢ぎもしくはお貢ぎというタームをよく見かけた。まあ実際やってることは貢ぎなんですが。バンギャル界隈でも物蜜*1みたいな人は普通にいる。し、好きな人推してる人にクレクレされたら買いたくなる気持ちもわかる…。残念ながら消耗品くらいしかやったことはないですが。あと誕生日でもないのに万単位のプレゼントってちょっとどうなのって思ってしまうので…。

そういう話はまた後日改めてします。さて本題。
先日デッドプールを友人と見に行きました。某人(もう面倒くさいのでこの表記)が仕事での海外渡航中に飛行機の中で3周くらいしたらしく、交際相手含むマーベル山の住民たちが散々見たいのなんのと言ってたのを聞いてた身としてはやっぱり見ておくか…と思いながら重い腰を上げようとしたら、ゲーム実況か何かで興味を持ってたらしい友人(某人の被り同士、いわゆる同担/厨同士の友達。何故か私のことを気に入ってくれていて、ライブない日に時々飲みに行ったりする。平成生まれ(=めちゃくちゃ年下。よくよく考えたら8歳くらい違うのでは…?)の非常に面白い子)がそれなら一緒に行きませんかと声をかけてくれて、決行するに至ったという寸法です。

映画自体は普通に面白かったので、その感想はここでは割愛します。面白かったからみんなたちも見に行こう。
タイトルの半分をここで終わらせるという暴挙。


さて表題にもした第四の壁とはなんぞや。

第四の壁 - Wikipedia

まあ要するに舞台の上と観客席の間にある不可視の壁というアレです。

上記のwiki見てもお分かりの通り、デッドプールはそもそも第四の壁を破れるキャラクターとして位置づけられている。映画内でも観客に語りかけるシーンのみならず、他の登場人物との間で「待てよ今観客に状況を説明してんだから」的な言及もある。自分がフィクションのキャラクターであることを自覚して行動している(という筋書きの)キャラクターである。

こういうメタ発言をするキャラクターとかは結構面白がるタイプなんですが、でも実際各種舞台の上から横行する密やかな壁破りにはちょっと眉をひそめることが多かったので(それが例え自分に宛てられたものだとしても)、その差はなんだろうと前々から考えてたのですが、月曜にうっすら出した結論は「自覚的か否か」だろうなーと。演出として必要か否か、と言い換えてもいいかも。

いやーまあ自分自身も嬉しくないと言えばそれは嘘なんですが。某人は最近そうでもないけど昔はそこそこ構う人で、(多分今も出席確認自体はしてるんだろうけどあまり露骨にやらなくなったなーと思ってる)経験あるのはセットリスト手渡しで貰ったりペットボトル狙い投げしてもらったはずが取り損ねてあからさまにすっごい苦笑されたりどうも狙い投げしてもらったようなのに取り逃したりとかまあそういう些細なところでですね…。
…しかし狙い投げされるの向いてなさすぎだな。逆に他のメンバーさんの狙い投げ取っちゃって気まずかったこともあるしな。うっかり取ってから気付くと気まずいのでほんとやめてほしい。NO MORE誤爆狙い投げ。


閑話休題
客席をやたら構いたがる演者というのはどこの世界にも、それこそ舞台だろうがバンドのステージだろうがアイドル現場だろうが、どこにでもいる。お笑いとかのライブでもあるのかな。あるんだろうな。行ったことないのでわかりませんが、多分ね。
バンド系だと結構実例には事欠かないんですが、客席弄りとしてではなく特定の客構いまくるバンドってびっくりするくらいいるけどどれもびっくりするくらい売れてないよな…。バンド名は出しませんが、例えば10代後半からやってて十何年のキャリアがあり、そこそこ大きなハコでもやってるはずなのにどこもいまいち売り切れたみたいな話を聞かないまま結局解散したとか。これまた10代後半からメンバーも変わらずやってて十何年のキャリアがあり、あちこちのイベントに出まくっているのに下北の小箱も結局はワンマンで売り切れなくて後方は関係者枠で入ってそうな友達のバンドマンばっかりとか。前者がV系で後者がロキノンです。だから本当にジャンル問わず。どっちも対バンとかでちょいちょい見るところだったのですが、そういうのって輪の中にいると意外と気付きにくいけど傍で見てると結構目につくのよな…。

例えば自分を認識してないステージ上の人とその人に構われているお客さん、それ自体は「お、おう」で済んでしまうことなんだけども(自分と一ミリも関係がないから)、その人に対する印象は「一瞬でも人前でステージ上の時間の私物化をする人なんだな」っていうものにはなると思う。
例えば自分の推しが客演で行った舞台で、初めて見る俳優さんがその人の推しと思われる最前の子にファンサしてたとか、対バンで初めて見たバンドのメンバーが前方または柵とか壁際のとこにいるような特定の客を構っているとか。アイドル現場だとうまく想像できないですけど。明確に客にレスするタイミングではないようなところで特定のヲタに意味ありげな視線を送ってたりするんだろうか。まあそんな感じを想像してみてほしいです。自分がされたらその一瞬は当然嬉しいしそれが目的になってるなら満足して帰れるだろうけど、そうでなければ違和感も湧いてくるんじゃないかなと思います。少なくとも私はね。
当然ながらそれが自分の本命だとか自分を認識してる相手だとか知らんギャだとか被り同士だとか、そういう間柄になってくるとそこに人間関係とか嫉妬とかそういう気まずさが入ってくるので更に話がややこしくなる、というのは想像に難くない。


そこで冒頭の仮説、自覚的か否か、に戻る。ほんとに何の気なしに自覚的か、という言葉を用いたのだけど、何に対して自覚的なのかと言われたらそれは自分のいまやってることに対して、だと思う。壁破りじゃないです。ステージの上にいるということ。換言すればプロ意識とかそういうものかもしれない。
だってステージの上の時間を私物化するような人がプロ意識高いとはお世辞にも思わないでしょ。他のところを頑張ったところで、そういう甘さは言動にやっぱり現れる。


個人的には、バンド系だとぎりぎりの許容ラインがその終演後の餌撒きタイム*2 かなあという気はする。でもカーテンコールも立ち位置的にはこの時間に近そうだけど、そこであったらどう思うんだろう。なんか気持ち悪いと思いそうだなあ。わたしいわゆる若手俳優系とか2.5とかはそんなに見に行かなくて学生時代の友人の舞台とかの方が多いので余計にそう思うのかもしれないけども。

これが女子アイドル現場とかだとまた違うのかなあ。客席へのレス自体が文化になってる感じも見聞きするかぎりあるけども。女子アイドル現場にそこまで行ったことがない(ゼロではないけど特殊な現場ばっかりだった)のでいまいちわかりません。



結論としては、まあやりたければやればいいけど自覚は持とうな、というところでしょうか。

*1:蜜(貢ぎさん)は金銭を貢ぐ人のことっていう印象がある

*2:使用済みピックやスティックやその日のセットリストや飲みかけのペットボトルやなんやを客席に投げ込むサービスタイム。前方の客とハイタッチしたりする人もいる